学校嫌いに拍車がかる
世の中にある「学校が嫌な子どもを学校好きにさせる方法」を分析し、 その解決策のほとんどは「学校が大嫌いな子どもには全く効果が無いし、 それどころか返って学校嫌いに拍車がかる」、というお話をします。
職場を好きになろ〜?
ちなみに下のような例え話も考えました。
太郎君「野菜が大嫌いなんだ。どうしたらいい?」
花子さん「野菜を好きになれば良いのよ」
私に「学校を好きになれば良い」とアドバイスをしてくださった方は、 私にとってはみんな花子さんに見えます。 職場が嫌いな人に「職場を好きになれば良いよ♪」と簡単に言われたら、 言った人をどう思いますか?( ̄‥ ̄)=3 フン
世の中のさまざまな意見では「学校を好きになる方法」とか 「なぜあなたは学校が好きになれないのか?」などと書いてある文字が溢れています。 「こういったメッセージ」は主に学校嫌いの子どもへのアピールだと思います(違うか?)。 ですが私はこうしたものを見るたびに不機嫌になります。 悔しいのでここでささやかな抵抗をしてみましょう!Σ( ̄Д ̄;)なぬぅっ!! 続きを読む
どうすれば学校好きになるの?
学校嫌いな子どもにとっては 「学校通うのは簡単。朝起きたら行けるはず。起きれないから行けない。」 という意見には納得がいきません。 こう言われると、学校嫌いはますます学校が嫌いになるのです。 「学校嫌いな人を学校好きにさせようとする試みはおかしくないか?」 「学校を楽しい所にしようと言う意見」 これもよく聞きますね〜というか、 20年ぐらい前の学校と今の学校を見比べてください。 どんどん「快適」になっていると思います。 でも効果があったでしょうか? お陰で嫌いだった学校が好きになれた!と言っている人がいますか? 学校のトイレがきれいになったから・・・・
学校を好きになりましょう
もちろん、「学校嫌いの生徒」にとっては他人の趣味を押しつけられる気がして大変不愉快でしょう。
1・「学校を好きになりましょう」という意見はおかしい。
⇒「職場を好きになりましょう」と言われて職場が好きになれるわけはない。
2・「ちょっと行けば通える」というのは大嘘。
⇒そう言う本人はちょっとどころか毎日通っている。
⇒もし「ちょっと行けば通える」なら、日本中で不登校がなくなっているはずである。
⇒つまりちょっと通っただけでは毎日通うことは無理がある。
3・「楽しげなものを話題にする」という意見もおかしい
⇒そもそも学校好きな人は楽しげな話題がなくても学校に行く。 実はですねこれらの意見はみんな共通点があるんですよ。 分かりますか?これらは… 「学校に通えない子を学校好きにさせようとする方法」 ではないんです!( ̄▽ ̄:)エッ
○○の理由
「学校が嫌いな人を学校好きにさせようとする行動はおかしいとしか思えない」
・ここに50人の人を集めて100メートル競争をしてもらいます。
・全員が同タイムで同着のはずは無く、必ず1番から50番までの順位ができます。 ビリの人はどうしても速く走る必要に迫られたとします。
(次回の授業で15秒台で走らなければ赤点だ!、とか言われたりとかしてね!) 「困ったビリの人」は「トップの人」に尋ねました。「なぜ君はそんなに速く走れるの?速く走る方法を教えてくれないか?」 トップの人は答えました。それはね・・・・・